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国際連帯カンパ シャンティ国際ボランティア会(SVA)報告

2018/02/14

写真 竣工式 地域のみなさんととも

写真 カブール市教育局長によるあいさつ

写真 テープカットの様子

写真 「JTU」が刻まれた謝辞プレート

写真 完成した校舎

日本教職員組合がとりくんでいる「国際連帯カンパ」。
このカンパで支援している「(公社)シャンティ国際ボランティア会」よりシャムス・タブリズ高校小学部の竣工報告が届きました。

シャムス・タブリズ高校小学部の竣工式が2017年12月17日にカブール市教育局、ゾーンの教育担当、警察、校長、教員、児童、地域住民と当会のスタッフの参加のもと行われました。
100名を超える参加者が、新しく完成した校舎の前で竣工式へ足を運んだご来賓を迎え、会場の入り口では児童たちがそれぞれのご来賓に花のプレゼントを渡しました。
竣工式は児童たちによるアフガニスタンの国歌斉唱から始まりました。その後、カブール市教育局長のマンソール氏は日本の支援者やシャンティの職員、事業に参加した地域の人たちに対して感謝の意を伝えました。彼は「今回、シャムス・タブリズ高校小学部が日本の支援によって建設されたことをとても嬉しく思っています。地域住民、教員、児童の皆さんは、力を合わせてこの学校を自分たちの家のように大切に維持管理をしてください。」と参加者にメッセージを送りました。
当会アフガニスタン事務所所長代行のワヒド・ザマーニは参加者を歓迎し、日本でのご支援者や資金調達について説明し、次のように述べました。「私は今回この新しい校舎ができてとても嬉しいです。この新校舎が完成したことで今まで児童たちが直面していた様々な問題も改善され、子どもたちの学びの質も高まるでしょう。」
住民組織の代表のミラウィス・オヤキル氏は、日本の学校建設支援者に感謝の意を伝えた後、以下のように述べました。「私はこの地域の児童たちが学校に行けなかった状況をよく知っています。児童の数が多いため教室の数が足りず、他の学校はこの村から遠いため通い続けるのは困難です。しかしこれからは教室の数も増え、より多くの児童たちがこの学校に来るようになることでしょう。新しい校舎が完成したことをとても嬉しく思います。」
式の最後に、地域住民と教師によって用意された記念品と感謝状がご来賓に配られました。

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