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第91回教育祭
2026/10/27
教育塔を前に追悼の詞を述べる梶原委員長
日本教職員組合は、10月25日(日)に大阪城公園内にある教育塔において第91回教育祭を行いました。
学業なかばにして尊いいのちを失った児童・生徒、不慮の災害、病気などにより命を絶たれた教職員・保護者ならびに教育関係者の方々を心から追悼し、永く記憶にとどめ、再びこうした不幸な出来事が起こらないことを願い、毎年、教育祭を執り行っています。今回は新たに3人が合葬されることとなり、合葬者総数は27,308人となりました。
梶原貴中央執行委員長は冒頭、本年7月の熊本地震、8月・9月の千葉の洪水、北陸をはじめとした各県の豪雨災害において、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いの言葉を述べました。また、東日本大震災から15年、能登半島地震からも2年半が経過しましたが、地域復興や生活再建へは道半ばであり、私たち教育関係者がより防災意識を高め、災害時の適切な行動を身に付け、平素から避難計画を不断に見直していくなど、子どもに寄り添った減災へのとりくみが重要であると訴えました。
また、いじめや不登校、児童虐待は過去最多となり、自死の増加など子どもの深刻な状況に触れ、あらためてすべての子どものいのち・権利が保障され、自分らしく生きていけるよう、子どもの権利条約の理念実現にむけ尽力していくと誓いました。さらに教職員についても、精神疾患で離職する公立学校の教員は1,319人と過去3年で4割増、精神疾患による病気休職者も7,000人台と高止まりしており、長時間労働等、働き方が依然として深刻な状況であると述べました。今年度の改正給特法施行に伴い、業務量管理健康確保措置実施計画等が学校の働き方改革実現にむけて盛り込まれましたが、子どもと教職員がむき合う時間が確保され、安心して働き続けられる職場となるよう、確実かつ早急に実行されることが大切であると訴えました。
最後に「教育祭は故人をしのびながら、不幸な出来事から学び、再び災禍が繰り返されないよう誓いを新たにし、未来へ歩みをすすめる場です。子どもたちが主人公である学校において、その成長を支援する教職員と保護者、地域社会が連携し、ともに学び、ともに支え合い、安心して生活できる教育環境を創りあげることは、私たちに課せられた使命です。その実現にむけ全力でとりくんでいくことを、あらためてこの教育塔の前でお誓いします」と追悼の詞を締めくくりました。
教育祭の概要については教育塔ホームページを是非ご参照ください。



