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雄勝ローズファクトリーガーデン ボランティア報告 【宮教組】

2017/07/24

写真 雄勝ローズファクトリーガーデン

写真 北限のオリーブの植え替え

写真 オリーブ園のまわりにラベンダーの苗木を植える

写真 自らの体験と実践をもとに防災教育を伝える徳水博志さん

写真 徳水さんが津波被害後に見つけ出した自身の教室の時計、3時29分で止まっている。背景には、太陽光発電基地となった雄勝小学校跡地

写真 3.11 子どもたちと一次避難した学校の裏山。赤いテープの位置まで津波が押し寄せた

写真 押し寄せる津波から、この山道を登って逃げた

宮城県教職員組合(宮教組)は、「3.11を忘れない 被災地応援ツアー」を7月23日に開催しました。
今回のツアーは、宮教組OBである徳水博志さんとその配偶者である徳水利枝さんたちが造園した「雄勝ローズファクトリーガーデン」を訪問し、造園作業ボランティアを行い防災教育を学びました。
ガーデンは、3.11の津波により瓦礫に埋もれた利枝さんの実家跡地に母親や叔母・いとこの霊を弔うために花を植え始めたことからはじまりました。12年には、地元住民、学生をはじめとする多くのボランティアの力により530坪の花畑「メドウガーデン」を完成させ、これまで「人とつながり希望を紡ぐ」「花と緑の力」、を発信し続けています。
雄勝ローズファクトリーガーデンHP
ボランティアは、ガーデン奥に新設された「北限のオリーブ畑」でオリーブの木の植え替え作業と畑周辺へのラベンダーを植える作業を行いました。
防災教育では、震災当時、雄勝小学校の教員であった博志さんから、避難の様子や被災後の子どもたちの「心のケア」の教育実践を学びました。

震災から6年が過ぎました。時間の経過とともに雄勝町、雄勝ローズファクトリーガーデンを訪れるボランティアの方も減少しているとのことです。「他人事を自分事へ」の意味においても、ぜひ雄勝の地を訪れてほしいと語った博志さんのことばが印象に残りました。

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