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08年度・実習教員全国集会 「実習教諭制度」運動の10年を総括

2008/08/04

08年度・実習教員全国集会
「実習教諭制度」運動の10年を総括 

2008年8月4日

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08年度・実習教員全国集会は7月29日〜30日、岩手県花巻市で開催しました。2度の震災による風評被害で県内で3万件のキャンセルがでるなか、地元・岩手高教組から多数の参加と支援をえて120名の参加で成功裏に開催することができました。

全体会は講演でシチズン東北株式会社社長の白崎雄三さんが「ものづくり」の意義を強調し、「時計・土圭・斗鶏(とけい・とけい・とけい)」と題して講演しました。水沢出身、後藤新平(東京市長)の言葉「金を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すの上」を引いて、自社を海外移転させず、三代続けて勤めてもらえる地元貢献の会社づくり、ものづくりの重要性をうったえ、参加者に感銘をあたえました。

基調報告では、「教諭一元化」方針から「実習教諭制度」の確立へと方針を転換して10年の総括を鈴木部長が提起しました。そして、日政連高校・大学プロジェクトのなかに「実習教諭問題小委員会」(仮称)を那谷屋参院議員の下でつくり、新たな展開を追求する方向性を提起しました。また、制度改革のためには実習教諭が必要という広範な世論作りを職場からおこなっていく必要があるとの討論が行なわれました。3つの分科会でも積極的な論議が行なわれました。

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