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24年度日教組平和集会in福島

2024/11/13

写真 全体会の様子

写真 フィールドワークで東日本大震災・原子力災害伝承館を訪問

  11月9日(土)、10日(日)に福島県双葉郡にある「Jヴィレッジ」において24年度日教組平和集会を開催しました。全国から約120人の組合員が参加しました。

 全体会では、福島県教組より東日本大震災と東電福島第一原発事故当初から現在に至るまでの経緯についての報告がありました。また、分科会では、原発、基地問題、戦後補償、平和運動・教育について等のリポートをもとに議論が交わされました。青年部層の参加者も多く、全国の現状や平和について考えるよい機会となりました。また、日退教・退女教からの参加者には、平和をどのようにとらえているのか、今までの平和へのとりくみはどうだったのかなど、運動の歴史についてお話しいただきました。

  また、フィールドワークは、東電福島第一原発周辺をバスの車窓から見学し、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問しました。

 

・・・参加者からの感想・・・・・・・・・・・・・・・・

「実際に東電福島第一原発立地町を訪れ、除染がすすみ整備されている地区がある一方、ほんの数メートル隔てた先にバリケードがあり、未だに震災当時のままになっている住宅や商業施設が多く残っている風景から、原発事故が及ぼす影響の恐ろしさが伝わってきました。」

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 来年は戦後80年を迎えます。身の回りで起きていること、世界で起きていることについて知ること、語ること、声をあげることの大切さを実感した集会となりました。

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