• ホーム
  • ニュース
  • 第30次全国学校現業研究集会 子どもたちの安心と安全を誰が守るのか

ニュース

第30次全国学校現業研究集会 子どもたちの安心と安全を誰が守るのか

2008/07/31

第30次全国学校現業研究集会
子どもたちの安心と安全を誰が守るのか

2008年7月31日

news08226.jpg

news08227.jpg

news08228.jpg

08年7月26日・27日、都内で開催されました。全国から約70名の学校現業職員(用務員、調理員、介助員、農場職員など)が参加し「学校に安心・安全を」テーマに、学校における子どもたちの安全をどうやって守るかについて話し合いました。

参議院議員の林久美子さんの記念講演では、子どもたちや保護者が願う、学校の生活の中での安心と安全をどのようにつくっていくのかについて、法律で学校安全に関する基本法が必要であることの意義が語られました。林議員は「この国の子どもたちを、どうやって育てるのかを真剣に考えてほしい」「現業職員が安全を担う職員だということを自覚して、胸を張って仕事をしてほしい」と、学校現業職員の役割を強調し、学校の安全確保の大切さが語られました。

全国各地の実践についての話し合いでは、学校現業職員の民間委託の導入が検討されている状況が報告され、「子どもの安全を考えない民間委託への疑問」や「『チョークを持たない職員は学校にいらない』という考え方から、苦しい財政状況の中、学校から現業職員を無くそうとする」などの状況が報告されました。このことについて、現業職員が学校で、どのようにしたら子どもたちの安心安全を守ることができるかなど、全国各地の実践交流と意見交換を行いました。

pagetop