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第45回日本教職員組合幼児教育研究集会

2008/07/23

第45回日本教職員組合幼児教育研究集会

2008年7月23日

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嶺井正也さんの講演

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全体会の様子

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分科会の様子

7月19〜20日、日本教育会館で日幼研が開催されました。一学期を終えたばかりの幼稚園・小学校・中学校の教職員約100人が集い、熱い論議をしました。

19日の全体会では、幼児教育部長の小?尚美さんが「一人ひとりの幼児がゆたかでたくましく生きる力の基礎を培うために、保護者や地域と信頼関係を持ち連帯をはかりながら、小学校中学校への一人ひとりの育ちをつなぐとともに、地域の大切な子どもたちとしての育ちを保障していく姿勢を持つことが必要」と基調報告をした。 続いて、「幼児教育をめぐる情勢と私たちの立場を考える」と題して、専修大学の嶺井正也さんが講演された。参加者からは「今の情勢が分かりやすくこれからの実践に役立てたい」「いろいろな角度から幼児教育を考えることができた」といった感想が寄せられました。

その後、神奈川県川崎市の杉浦真由美さんが「幼稚園教育から小学校教育へ」と題して実践報告を行いました。幼稚園が廃園になり、小学校へと異動になった話を子どもの状況を交えながら話をされました。公立幼稚園の存在が危機的な状況にある今、幼児教育を学校教育へつないでいくことの大切さを聞くことができました。

20日は、「幼小の連携」「特別支援教育」「幼保一元化」の3分科会に分かれてリポートを中心に論議をしました。自分たちの置かれている状況を考え直すことができたと感想が述べられました。

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