第48回日本教職員組合養護教員部研究集会を開催 - 子どもと教育の、より良い今と未来をめざします―――――

第48回日本教職員組合養護教員部研究集会を開催 

2008年7月30日

第48回日本教職員組合養護教員部研究集会を、7月26日〜28日まで、福島県郡山市で開催しました。この研究集会の目的は、養護教員の職務の確立、制度上の諸課題、権利・労働条件等を深めるとともに背景の本質を明らかにし、平和・人権・環境・共生を大切にした健康教育の自主編成を推進していくものです。全体会、 5分科会、６講座に５２０人の参加者を得て、充実した集会となりました。

１日目の全体会は、大阪教育大学の野口克海さんが「保健室からの学校づくり」と題しての講演で、「子どもを愛すること、好きになること」は教育の原点であることを話されました。会場の参加者は笑いと涙で聴き入りました。２日目の分科会は「子どもの健康権保障のために」「私たちがつくる健康教育」「子どもの環境改善にむけて」「子どもをめぐるもんだい」「養護教員部運動をすすめるために」のテーマにそって、指定リポートをもとに５分科会で学校の現状や学校保健の課題等について討議が行われました。３日目は研究協力者による専門分野に関する内容の講座別学習会で、毎年参加者には大好評です。