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日教組 26-27年度執行部スタート!
2026/04/01
日本教育会館と桜🌸(3月30日時点では6分咲といったところでしょうか…)
本日より新執行部体制がスタートしました。子どものゆたかな学びを保障するため、教職員のいのちと健康をまもるため、中央執行委員全員で力を合わせて運動をすすめてまいります。どうぞよろしくお願いします。
今、不登校、いじめの認知件数、児童虐待対応件数が過去最多を繰り返しており、子どもの人権が保障されない厳しい状況が続いています。そのような中、わたしたちが先人から引き継ぎ、普段何気なく使っている「わかる授業、楽しい学校」という言葉の意味の深さ、重要性を再認識するところです。
子どもたちが「毎時間の授業が分かり、なおかつ学校が楽しい」という状態と、「毎時間の授業が分からず、なおかつ学校が楽しくない」状態とでは、言うまでもなく雲泥の違いです。前者であれば、知的好奇心が刺激され、自己肯定感が高まり、心にゆとりが生まれ、ともに学び合うことで、他者理解や協力協働の心地よさを自然に感じとり、この好循環に価値を置くのではないでしょうか。それによって不登校やいじめの低減が期待できることはもちろん、学べば学ぶほど社会課題が見えてきて、子どもたちは学びを通して協力してその解決につなげようとする意欲をもち続けるはずです。だからこそ教材研究の充実と、学校をすべての子どもにとってインクルーシブで安心・安全な居場所とすることが必要です。
そのためには教職員が「わかる授業、楽しい学校」を実現させるための時間的・精神的ゆとりが必要であり、教職員不足の早期解消と学校の働き方改革の確実な進展は待ったなしです。4月から国の目標である「時間外勤務月平均30時間程度」にむけ、すべての教育委員会で策定された、業務量管理・健康確保措置実施計画が施行されます。まずは着実に実行されるようとりくみをすすめてまいります。日教組はこれからも業務削減、定数改善、給特法の廃止・抜本的見直しを掲げ、学校の働き方改革を重点方針としてとりくんでまいります。
一方、平和の課題も深刻です。世界各地で武力攻撃や紛争が常態化し、人々が傷つき、命が危険にさらされている映像を目にするたびに、子どもたちは心を痛めていることでしょう。日教組は「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンのもと、即時停戦と武力で平和はつくれないことを訴えてまいります。また、教育インターナショナル(EI)に結集し、世界のなかまとともに、平和で民主的な世界を教育の力で実現させられるよう、国連 教職に関するハイレベルパネル勧告の尊重を発信し、世界中の子どもにゆたかな学びの保障の必要性を訴えてまいります。
以上のような運動を前にすすめるためには組織拡大が欠かせません。昨今の賃金アップや教育研究活動、ジェンダー平等等、これまでの運動の成果を組織拡大材料にして、なかまを増やしていきたいと思います。
ともにがんばりましょう。
2026年4月1日
日本教職員組合 中央執行委員長 梶原 貴



