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「インクルーシブのつぼみ」好評です

2017/08/07

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日本教職員組合のインクルーシブ教育推進委員会から、「インクルーシブのつぼみ ~ともに育ちあい、学びあうための10の提言~」が刊行されました。

人は、誰も外見も性格も違っています。その違いのひとつとして、障害の有無であったり、性的マイノリティであったり、または民族的マイノリティや外国につながる子どもたちであったりします。

日本は2014年に障害者権利条約を批准し、障害者差別解消法が2016年4月に施行されました。これらにより、公立学校では合理的配慮が義務となり、障害のある子どもが地域でともに学ぶことは、権利として規定されることになりました。

日本教職員組合は、条約批准、法施行を契機として、あらためて障害のある子どもの教育を通して、本来すべての子どもを対象としているインクルーシブ教育への理解を深め、実践につなげていく一助となるべく本提言を作成しました。

教育実践に100%の正解はありません。特効薬もありません。子どもたちに寄り添いながら、日々試行錯誤しながら実践を積みあげていくことが大切です。この提言が、インクルーシブ教育をすすめていく教育実践のヒントとなることを願っています。

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