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教育格差の解消を!学ぶ機会の保障のために 「子ども救援カンパ」中央集会

2009/06/26

 教育格差の解消を!学ぶ機会の保障のために 「子ども救援カンパ」中央集会

2009年06月24日

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日本教職員組合は6月9日の「子ども救援カンパ」池袋駅頭宣伝活動に続き、「子どもの貧困」の解消と就学・修学の希望を失わせないための施策を求める中央集会、および、国会請願デモをおこないました。

新聞等では、国から都道府県に移管された高校奨学金事業で、24都府県が民間団体などの奨学金との併用を禁じていると報道されています。できるだけ多くの人に、という意味ではありますが、奨学金1つだけでは、現実的に進学費用には足りません。

経済的な理由で進学をあきらめてしまわないようにするための奨学金制度の抜本的拡充など、就学・修学保障制度には根本的な対策が必要です。

集会は日本教職員組合中村讓委員長の「貧困の最大の特徴は見えにくいこと。日本も諸外国のように奨学金を貸与ではなく給付にすることが必要で、すべての子どもたちの修学を保証しなければならない」との挨拶で始まりました。

あしなが育英会の玉井義臣会長は「今の子どもたちには不安と絶望ばかりで、希望が少なくなっている」と希望格差についての問題を語り、日本PTA全国協議会の曽我邦彦会長は「このような運動を広げ賛同を増やしていくことが、日本を変えていく」と訴えました。

最後にあしなが育英会奨学金を受けている2人の学生が各々自らの体験を語り、「子どもの貧困では、教育格差が最大の問題。みんな進学はしたいけど家庭の状況から行けるわけがないとあきらめてしまう。貧しい家庭の子どもたちもみんなが、あたたかい教育を受けられるようになるまで、活動を続けていきたい」とアピールし、会場から大変大きな拍手がおこりました。

また、集会前におこなった街頭カンパ活動では51,518円ものご協力をいただきました。
6月9日以降、一般のみなさまからありましたお振込みのご協力は、現在412,617円にのぼっています。みなさまのご協力に感謝申し上げます。

今後も随時、こちらのホームページ上にて経過をご報告させていただきます。
日本教職員組合「子ども救援カンパ」の使途等につきましては、下記をご参照ください。

日本教職員組合「子ども救援カンパ」について

旬ワード「子どもの貧困」
 

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