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誰もが安心して学べる社会をつくろう ~子ども救援カンパ、あしなが育英会へ
2009/08/18
誰もが安心して学べる社会をつくろう ~子ども救援カンパ、あしなが育英会へ
2009年8月18日
子どもたちの教育・進学支援のため、この春スタートした日本教職員組合の‘子ども救援カンパ’は、日本教職員組合加盟の各組合や関係する団体のほか、一般の方々からのお振込み・街頭カンパ活動分を含めて、8月11日現在141,193,962円となりました。
「新聞等で見ました」という一般の方々から、たくさんの温かいお言葉とご支援をいただきました。みなさまのご協力に感謝申し上げます。
このうち70,000,000円をあしなが育英会に寄付するため、8月17日、あしなが育英会東京本部にて贈呈のセレモニーが行われ、その後、中村讓中央執行委員長と、あしなが育英会 玉井義臣会長が記者会見を行いました。
会見では、各政党のマニフェストでも奨学金制度の充実や高校授業料無償化などが取り上げられていることに触れ、必要なところに必要な支援を行っていくことが求められているとして、これを一時のブームで終わらせないよう、継続的な支援の必要性を訴えました。
また、日本の子どもに関する公的支出はOECD諸国のなかでも最低レベルであり、公的支出の拡充や、教育に関わる家庭負担の軽減が必要だとしました。
今回、寄せられたカンパについては、あしなが育英会のほか、連合「トブ太カンパ」等を通じて、就学・修学支援や雇用と就労・自立支援などを行っているNPO団体へ寄付します。
なお、カンパの受付は8月末まで行っています。詳細は下記のリンクをご参照ください。
日本教職員組合「子ども救援カンパ」について |
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