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学校現場に混乱をもたらす教育関連三法案
2007/06/07
学校現場に混乱をもたらす教育関連三法案
2007年6月7日
日本教職員組合は「教育関連三法案」阻止中央集会を、6月5日、東京・社会文化会館で全国から850名の組合員と平和フォーラムや、退女教の仲間の参加のもと開催しました。
今、国会では教育に関わる3つの重要な法案が審議されています。政府・与党は、国民に対して充分な説明もなく、教職員はもとより多くの教育関係者の反対する中、強行に成立させようとしています。
来賓の日政連会長・輿石東参議院議員は、「前に出て、横に手をつなぎ」廃案にしていこうと訴えました。
平和フォーラムの福山事務局長は、森元首相が「自治労、日本教職員組合をぶっ潰す。」と発言するなかで果敢にたた
かっていることに敬意を表すると連帯の挨拶をしました。そして、日本教職員組合のたたかいによって、分かりづらい法案の問題点が、(1)学校教育法の改正は教職員
の分断と管理強化に、(2)地方教育行政法改正は国の権限の強化、(3)教員免許法改正は他の職にはない更新制を導入し教職員の管理強化をねらうものであ
ることがわかった。結局、三法案は地方と現場の教職員の自主性を奪うものであると語りました。
集会参加者は、社会文化会館から赤坂をデモ行進し、国会請願を行って解散しました。