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復帰35年、今も沖縄県民を苦しめる米軍基地
2007/05/18
復帰35年、今も沖縄県民を苦しめる米軍基地
2007年5月18日
日本教職員組合は、在日米軍の強化につながる在日米軍再編に反対するとりくみをすすめるとともに、平和フォーラムと連携して、復帰後も変わらない沖縄の内実を県民と考え、現状を克服していくため「ピースアクション2007 5・15平和行進」に参加しました。
今年で30回目となる5・15平和行進は県内3コースで行われ、青年部を中心にした日本教職員組合からの参加者
200名は、西コースを行進しました。フェンスの向こうに異様なまでにアメリカの基地が広がる、読谷〜嘉手納〜北谷の西海岸を力強いシュプレヒコールで
「平和」を訴えながら行進しました。
行進終了後、北谷町北谷球場前広場で開かれた「復帰35年 平和とくらしを守る県民大会」に参加しました。
行進に先立ち、11日には元ひめゆり学徒隊員の宮城喜久子さんから戦場での生々しい話を聞き、13日には、沖縄県教組・高教組から平和ガイドの協力をいただき、フィールドワークで摩文仁の平和公園と糸数壕を見学しました。
13日午後には「嘉手納基地包囲行動」に参加し、全周約17キロにもなる極東最大の米軍基地を約15,000人と一緒に取り囲み、「人間の鎖」で県民の怒りと抗議の意思を示しました。