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新潟県中越沖地震被災地の柏崎市 24時間体制の復興作業、一方、避難所では疲労も蓄積

2007/07/26

新潟県中越沖地震被災地の柏崎市24時間体制の復興作業
一方、避難所では疲労も蓄積 

2007年7月26日

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本堂がそっくり崩落した市内の寺

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液状化し波打った歩道

16日に新潟県中越沖地震に見舞われた柏崎市では、全国からの土木・水道関係の公的支援で、寸断された水
道、ガスの復旧工事が休みなしで取り組まれています。市内の小中学校では、半数にあたる20数箇所に避難所が開設されており、自治体職員とともに、教職員
も24時間体制で常駐しています。さらに、その合間に子どもたちの家庭を訪問し安否等の確認に奔走するなど、肉体的にも精神的にも疲労の蓄積を濃くしています。

現地・柏崎に応援部隊を出して対応している新潟県教職員組合の話では、29日の参院選投票日には自治体職員
がその業務に当るため、避難所が手薄になることが懸念されており、目下、支援体制を早急に検討・行政とも協議することにしているとのことです。避難所に勤
務する教職員はその立場上、被災した自分の家、家族への対応もままならず、休養もとれないというなかで、2次的健康被害が懸念される、とのことです。また、水道、ガス等の工事部門も、実態を無視した無責任な報道によるバッシングもあるなかで、これも24時間体制で県外の応援も得て復旧を急いでいます。し
かし、海岸べりの立地という地盤の悪さから、地下の配管は各所で寸断されており、工事は難航している模様です。

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