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毎月05はれんごうの日 ~12月は「労働者自主福祉運動」~

2022/12/01

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 みなさんは「労働者自主福祉運動」という言葉をご存じですか?

 労働者自主福祉運動とは、「中央労福協」や「ろうきん」など働く人どうしで支え合う「共助」のとりくみです。

 

 戦後直後の深刻な食料危機と生活物資の不足から、その確保をめざして労働団体や生協などが集まり、組織の枠を越え共同で新たな組織を結成したのが労働者福祉活動のはじまりで、その組織が現在の中央労福協につながっています。

 その後、銀行からの融資が受けられず、高利の質屋やヤミ金融で苦しんでいた労働者を守るために設立された労働者のための金融機関である「労働金庫(ろうきん)」、事故や災害などで影響を受けた際に協同的に助け合う「こくみん共済 coop(全労済)」などが設置され、働く人による「共助」のとりくみを行っています。

 

 私たち労働組合も、働く人が安心して働き続けられるためのサポートをする組織として、労働条件の改善や職場・生活の悩み相談などを行っています。

 

 昨今、「自助」「共助」「公助」という言葉が聞かれますが、改めて「共助」について考えてみませんか?悩んだことを一人で抱え込まずに、働く人同士で悩みを共有しませんか?何かサポートができるかもしれません。

 

 労働組合・連合は、働くみなさんの「必ずそばにいる存在」です。働くなかで何か困ったとき、職場に労働組合や相談窓口がなければ、お一人で悩まずに連合のなんでも労働相談ホットライン「0120-154-052」(フリーダイヤル、行こうよ、連合に)へ是非ご相談ください。相談は無料、秘密は厳守。問題の解決に向けて、みなさんのご相談にしっかりと寄り添い、一緒に解決をめざします。

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