2017年度組織対策担当者・組織拡大オルガナイザー会議 開催 - 子どもと教育の、より良い今と未来をめざします―――――

８月２０日、日本教職員組合は、「2017年度組織対策担当者・組織拡大オルガナイザー会議」を開催しました。本部を代表してあいさつに立った則松書記次長は、すべての都道府県に組織を有していることにふれ、改めて最重要課題である組織拡大・強化にのぞむ決意を話しました。
講演では、連合本部・組織拡大中央アドバイザーの二宮　誠さんを講師に、オルガナイザーとしてプロ意識を持った上で、対象者の気持ちになって様々なアプローチを準備することの大切さなどを学びました。二宮さんは、「格差・差別・貧困」が労働組合結成の原動力となっている中、労働組合の組織化、組織拡大の当然性を述べました。また、声かけ行動が「おしうり」になっていないかを点検すること、対象者への説明や職場訪問の際の留意点、信頼関係を築くための具体などについて経験談を含め話してくれました。
その後、参加者は３つの分散会に分かれ、本部が提起した「女性参画」や「青年部対策」等を討議の柱に交流しました。分散会報告では、役員の育成や年齢構成、多忙化解消、臨時・非常勤教職員等の組織化など多くの課題とともに、組織強化・拡大にむけた力強い決意が報告されました。