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5・15 沖縄平和行進  歩き、学び、つながる

2017/05/19

写真 大雨のなかの平和行進

写真 避難豪となったガマでのフィールドワーク

5月12~14日にかけて日本教職員組合は「5・15 沖縄平和行進」を実施しました。
12日には結団式・学習会を行い、平和学習についての高校生によるプレゼンを聞く機会を得ました。また、日米地位協定の問題点について理解を深めました。13日には雨のなか平和行進をし、当時の沖縄の皆さんに思いを馳せました。14日には読谷楚辺海岸やガマでフィールドワークを行いました。

参加者からは、「72年前もこんな大雨のなか沖縄の住民の方々は逃げ場を求めて歩いたのかもしれないと想像しながら歩き続けました」、「沿道から大雨のなか、多くの方々から暖かいご声援を得た。我々の活動を見守っていただき、応援してくださる方々がおられることは、今後の活動への糧となった」、「命の尊さや自分で考え、判断することの大切さを学ぶ良い教材になると思いました」といった感想がありました。

沖縄では、辺野古新基地建設や高江のヘリパッド移設工事が強行され、沖縄への構造的差別は続いており、日本社会のあり方そのものが問われています。沖縄が日本に復帰して45年目を迎え、改めて沖縄の内実を知ることは重要です。日本教職員組合は、沖縄県民とともに在日米軍基地の縮小・撤去、日米地位協定の改定を求めていきます。

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