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世界中の教職員と生徒が教育の権利を求める活動に参加 教育のためのグローバルアクション・キャンペーン

2007/05/08

世界中の教職員と生徒が教育の権利を求める活動に参加
教育のためのグローバルアクション・キャンペーン 

2007年5月8日

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EI(エデュケーション・インターナショナル)ホームページ

1948年、「すべての人は教育を受ける権利がある」と定めた世界人権宣言が採択されました。約60年が経
過した今も、世界中で8千万を超える子どもたちにとって、教育の権利が現実のものとはなっていません。そこで、EI(エデュケーション・インターナショナ
ル=世界169カ国348の教職員組合により構成され、教職員と子どもたちの教育に関わる権利のために活動)は教育のためのグローバルキャンペーンととも
にこの23日より29日、グローバルアクションウィークにとりくみ、すさまじいギャップ−子どもたちの教育の権利と、何百万もの人々が無視され、貧困にあ
えぐ現実−をより多くの人々に理解してもらう活動を世界中の傘下組織に呼びかけました。

意識を共有する世界中の教職員、生徒、子どもたちの親、そして活動家が、政府また国際機関に、すべての子ど
もたちが、無料で上質な教育を受けられるよう要求する活動を展開しています。例えばオランダでは、ロッテルダムの教員養成学校の生徒が製作した途上国の子
どもたちが直面する問題を、児童労働や、健康問題、教育問題を中心に再現したボードゲームで生徒と教職員が遊ぶという企画が作られました。タンザニアで
は、教職員やその協力者で、人権や教育に関する調査を行いました。調査結果は、一般に公開される予定です。

アメリカでは、教職員と生徒で、「万人のための教育」の立法化を支持するポスターや請願書を作成し、議員に
送ることとなったほか、教育は人権だとしてティーチインなどが企画されました。ジョージア州では、教職員が教育システムからはみだした子どもたちのデータ
を収集し、児童労働の写真を編集しています。

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