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「東日本大震災から5年」被災地の「いま」を伝えるプロジェクト 復興支援視察団in岩手

2017/05/18

写真 日頃のつながりがボランティアの要

写真 津波で破壊された田老の防潮堤

5月15~16日に実施された連合主催の復興視察団in岩手に参加しました。

震災直後から連合はボランティアを派遣し、日本教職員組合も積極的に参加しました。今回の視察では、ボランティア活動で協力していただいた新里コミュニティセンター、宮古市社会福祉協議会を訪問し、宮古市内各地や田老地区を視察しました。日頃から連合岩手など地元組織と社会福祉協議会などの地域住民の皆さんとの関係性が築かれていたからこそ連合のボランティアが活動できた、ということがよくわかりました。

田老地区では、津波発生時にビデオを撮影したその場所で映像を見ることができました。自然の恐ろしさを再認識するとともに、これからも防災教育について次世代に語り継ぐことの重要性を実感しました。

東日本大震災から6年が経過し、一歩ずつ復興・再生に向けて進む姿を目にする一方で、約11万人を超える方々が避難生活を余儀なくされています。生活基盤の再建や安定した雇用の確保、福島第一原発の廃炉に向けた安全かつ着実なとりくみなど、さまざまな課題が残っています。

被災地を訪れると、一見、復興は進んでいます。しかし、仮設住宅から出るにも出られない状況に置かれている人がいるのも事実です。困難な状況にある人々のために、私たちができることを考え、労働運動ならではのとりくみを継続していくことが不可欠です。

日本教職員組合は、連合のなかまとともに、これからも被災者の皆さんとつながり続け、息の長い支援を継続していきます。

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