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ストップ!児童労働キャンペーン2019 レッドカードアクション
2019/06/10
ILOは6月12日を「児童労働反対世界デー」と定めており、世界各地で児童労働の撤廃にむけた活動が展開されます。先進国においても200万人が児童労働に従事しているとILOは指摘しており、決して途上国だけの問題ではありません。児童労働ネットワーク(CL-Net)は、児童労働に問題意識を持ち、課題解決に貢献することをめざす労働組合、NGOなどが参加するネットワークで、2005年から毎年6月の「児童労働反対世界デー」にあわせて「ストップ!児童労働キャンペーン」を実施しています。日教組も、日頃から連合を通じてネットワークのとりくみに参加しており、昨年の同キャンペーン内の署名のとりくみでは、15年の52万筆をはるかに超える、72万筆以上の署名を集めました。そのうちの17万294筆、総計の4分の1をを日教組から協力することができました。また、11月にはノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティさんの映画視聴のとりくみにも参加しました。
2017年国際労働機関(ILO)の発表によると、世界で1億5200万人、5歳から17歳の子どもの10人に1人が苛酷な児童労働についています。児童労働は、SDGs 目標8.7に入っており、「2025年に児童労働をゼロに」という目標が掲げられています。これは日教組が以前からEIとともにとりくんでいる、目標4「質の高い教育をみんなに」と密接にかかわっています。
「ストップ!児童労働キャンペーン2019」では、例年通りレッドカードアクションが実施されています。日教組は、CL-Netの活動趣旨に賛同し、教育インターナショナル(EI)の目標である「質の高い万人のための教育」実現にむけた活動の一環としてこのキャンペーンに協力しています。
レッドカードを掲げた写真を撮り、「#STOPCL」をつけて写真とメッセージをFacebook、Twitter、またはInstagramにアップしシェアすると、支援企業より投稿1件につき200円がCL-Netへ寄付され、現地支援活動に活用されます。詳しくはキャンペーンサイト(https://stopchildlabour.jp/2019/ )をご参照ください。